「語彙力が少ない」を改善!日常生活に役立つ、覚えておきたい大人の言葉集

日常生活のコミュニケーションや仕事の中で、ボキャブラリーの少なさに困った事はありませんか。現代は簡単に見えるSNSや動画の普及で、語彙力が少ない傾向があります。ここでは、語彙力を増やす言葉を紹介していきます。

こんな人におすすめ

  • 頭の中にある考えを上手くまとめられず、話が長くなってしまう。
  • 伝えたい言葉を単純明快に表現したい。
  • 本や新聞を読む機会がなかなか取れない。

 

すぐに使える!「大人の言い換え」集 10選

「一生懸命」や「頑張ります」など、使いがちな言葉をランクアップさせる言い換えリストです。

元の言葉言い換え例使うシーン・ニュアンス
一生懸命心血(しんけつ)を注ぐ命をかけるほど全力で取り組む時
頑張ります尽力(じんりょく)いたします力を尽くすことを丁寧に伝える時
わかりました承知(しょうち)いたしました相手の依頼や内容を理解した時
すみません恐縮(きょうしゅく)です申し訳なさや、ありがたさを感じる時
ちょっと待って少々お時間を頂戴できますか相手を待たせる際、敬意を払う時
あとでやります後刻(ごこく)対応いたします後ほど、という言葉をスマートにする時
とても嬉しい感無量(かんむりょう)です深い感動を伴う喜びを伝える時
素晴らしい筆舌(ひつぜつ)に尽くしがたい言葉では言い表せないほど良い時
とりあえず暫定(ざんてい)的に正式決定ではないが、今だけ決める時
頑張ってくださいご健闘(けんとう)をお祈りします相手の成功を心から願う時

何か本を読むときは声に出して読むと、語彙を増やすには良いです。

下記の単語も一緒に覚えていきましょう。

語彙力UP!日常生活とビジネスで役立つ言葉30選

腑(ふ)に落ちる

[意味] 納得がいく。説明を聞いて「なるほど、そういうことか!」と心の底から理解できた状態。

  • 「ずっとモヤモヤしていたけど、あなたの説明を聞いてようやく腑に落ちたわ。」
  • 「YouTubeの編集のコツを教わって、やっとやり方が腑に落ちた気がする。」

折り合い(おりあい)をつける

[意味] 譲り合って解決すること。自分の希望と相手の希望(あるいは現実)の間で、ちょうどいい落としどころを見つけること。

  • 「理想の家事と現実に折り合いをつけて、今日は外食にすることにした。」
  • 「仕事の納期とクオリティの間で、うまく折り合いをつけて進めていこう。」

塩梅(あんばい)

[意味] 物事の具合、様子、加減。ちょうどいいバランスのこと。

  • 「今日は仕事と休憩の塩梅がちょうど良くて、一日中集中できた。」
  • 「このドレッシング、酸味と甘みの塩梅が絶妙で美味しいね!」

「納得した」→ 「腑に落ちた」
「妥協した」→ 「折り合いをつけた」
「いい感じ」→ 「いい塩梅(あんばい)」

このように、普段使っている言葉をちょっとだけスライドさせるのが、無理なく語彙力を増やす近道です。

心理的安全性

[意味] 自分の意見や気持ちを、拒絶される不安を感じることなく安心して表現できる状態のこと。

  • 「失敗してもそれを学びとして共有できる、心理的安全性の高い家庭環境を大切にしたい。」
  • 心理的安全性が確保されているチームでは、新しいアイデアが生まれやすい。」

既視感(きしかん)

[意味] 一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象。フランス語では「デジャヴュ」。

  • 「初めて訪れたはずの街なのに、不思議な既視感を覚えた。」
  • 「どこかで見たような、既視感のあるデザインに安心感を抱く。」

※「既視感を感じる」ではなく「既視感がある」「既視感を覚える」と使うのが正解です。

ソリューション

[意味] 課題や問題に対する「解決策」「解答」。ビジネスでは単なる道具(ツール)ではなく、問題を根本から解決する仕組み全体を指すことが多いです。

  • 「ECサイトの売上低迷を打破するためのソリューションを提案する。」
  • 「家事の負担を減らすための最適なソリューションとして、最新家電を導入した。」

端的に(たんてきに)

[意味] 余計なことを省いて、手っ取り早く、明快に表現するさま。

  • 「時間が限られているので、結論から端的に申し上げます。」
  • 「複雑な状況を、誰にでもわかる言葉で端的にまとめる力が必要だ。」

乖離(かいり)

[意味] 結びつきが離れること。理想と現実、予想と結果などが大きく食い違っている状態。

  • 「当初の計画と実績の間に、大きな乖離が生じている。」
  • 「世間のイメージと、自分の実感との乖離に戸惑いを感じる。」

俯瞰(ふかん)

[意味] 高い所から見下ろすこと。転じて、物事の全体を客観的に広い視野で捉えること。

  • 「細部にこだわりすぎず、一度プロジェクト全体を俯瞰してみよう。」
  • 「冷静に自分自身の今の状況を俯瞰することで、次の課題が見えてきた。」

申し開き(もしひらき)

[意味] 自分の身の潔白や正当性を説明すること。また、弁解や言い訳のこと。

  • 「ミスを他人のせいにするような見苦しい申し開きはしたくない。」
  • 「今回の大幅な納期遅れについては、何の申し開きもございません。」

語弊(ごへい)がある

[意味] 言葉の使い方が適切でないために、誤解を招きやすい表現であること。

  • 「誤解のないように補足すると、先ほどの説明には語弊がありました。」
  • 「少し語弊がある言い方かもしれませんが、今のままでは成果は出ません。」

齟齬(そご)

[意味] 物事がうまく噛み合わないこと。意見や認識の食い違い。

  • 「指示の内容に齟齬があったため、作業をやり直すことになった。」
  • 「お互いの認識に齟齬がないか、一度確認させてください。」

忌憚(きたん)のない

[意味] 遠慮のない。ありのままの。

  • 「社内の会議では、役職に関係なく忌憚のない議論が行われている。」
  • 「より良いサービスにするため、忌憚のないご意見をお聞かせください。」

老婆心(ろうばしん)ながら

[意味] 必要以上に世話を焼きたくなる気持ち。「おせっかいかもしれませんが」と一歩引く時の表現。

  • 老婆心ながら申し上げますと、その点は再確認された方が良いかと思います。」
  • 老婆心ながら、念のために予備の資料も用意しておきました。」

示唆(しさ)する

[意味] それとなく知らせること。ヒントを与えること。

  • 「彼の言葉は、問題解決のための重要なヒントを示唆していた。」
  • 「このデータは、市場のニーズが変化していることを示唆している。」

恣意的(しいてき)な

[意味] その時の思いつきや、自分勝手な考えで動く様子。

  • 「そのデータ抽出は恣意的であり、信頼性に欠けている。」
  • 「ルールを恣意的に解釈して運用するのは、公平性に欠ける。」

普遍的(ふへんてき)な

[意味] 時代や場所に関係なく、すべてに共通して当てはまる様子。

  • 「この本には、ビジネスにおける普遍的な原理原則が書かれている。」
  • 「人間としての誠実さは、いつの時代も普遍的な価値を持っている。」

可視化(かしか)する

[意味] 目に見えない情報を、グラフや図などで見えるようにすること。

  • 「売上目標をグラフにして可視化し、全員で共有する。」
  • 「タスクを可視化することで、チーム全体の進捗が把握しやすくなった。」

杞憂(きゆう)に終わる

[意味] 取り越し苦労のこと。心配したことが、結果的に無駄に終わること。

  • 「失敗するのではないかという不安は、全くの杞憂に終わった。」
  • 「天候悪化を心配していたが、結局雨は降らず、杞憂に終わった。」

忸怩(じくじ)たる思い

[意味] 自分自身の行いについて、深く恥じ入るような気持ち。

  • 「もっと早く対処できたはずだと、忸怩たる思いでいっぱいだ。」
  • 「プロとして期待に応えられなかったことに、忸怩たる思いがある。」

刷新(さっしん)する

[意味] 悪い部分を取り除き、全く新しいものにすること。

  • 「YouTubeの動画スタイルを刷新し、より視聴者に伝わる内容を目指す。」
  • 「長年使ってきた古いシステムを、来月全面的に刷新する予定だ。」

暫定的(ざんていてき)に

[意味] 正式に決まるまで、とりあえず今の段階だけで決めておく様子。

  • 「仕様が決まらないため、現在は暫定的なデザインで進めている。」
  • 「新しいリーダーが決まるまで、私が暫定的に指揮を執ります。」

看過(かんこ)できない

[意味] 見過ごすことができない。無視できないほど重要(または問題)であること。

  • 「小規模な不具合であっても、ユーザーへの影響は看過できないものがある。」
  • 「このままミスを放置し続けることは、組織として看過できない。」

醍醐味(だいごみ)

[意味] 物事の本当の楽しさ、深い味わい。

  • 「お客様の反応をダイレクトに感じられるのが、商売の醍醐味です。」

殊勝(しゅしょう)

[意味] 心がけがしっかりしていて、感心な様子。

  • 「新入社員が自ら進んで掃除をするとは、殊勝な心がけだ。」

快諾(かいだく)

[意味] 頼みごとを気持ちよく承諾すること。

  • 「急な登壇のお願いだったが、彼は快諾してくれた。」

佳境(かきょう)

[意味] 物事の最も興味深い場面、または最も盛り上がっているところ。

  • 「プロジェクトもいよいよ佳境に入り、チームの熱気が高まっている。」

肝要(かんよう)

[意味] 非常に重要で、欠かせないこと。

  • 「情報のスピードも大切だが、正確さを期することが最も肝要だ。」

懇意(こんい)

[意味] 親しく付き合っていること。仲が良いこと。

  • 「こちらのショップの店主とは、昔から懇意にさせていただいています。」

僥倖(ぎょうこう)

[意味] 思いがけない幸せ。偶然の幸運。

  • 「このタイミングで良い物件に出会えたのは、まさに僥倖でした。」

言葉が変われば、思考が変わり、相手に与える印象も変わります。まずは今日ご紹介した中から、自分が『いいな』と思った言葉を一つだけ、明日の会話やメールで使ってみてください。その一歩が、あなたの発信力を高める大きな力になるはずです。

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